坂本哲志

2009年09月29日

昨日の総裁選挙、谷垣禎一氏が就任されました。私も支援していましたのでみんなでお祝いをしましたが、問題はこれからです。自民党として民主党と明確な対立軸を作らなくてはなりません。さらに河野太郎さんが地方の党員票で、谷垣さんの半分を獲得しました。このことは重視しなくてはなりません。いかに派閥の領袖やこれまでの政治手法による自民党政治が嫌われているかです。谷垣さんがあまり相談せず自分の考えで新しい体制を作ることが大事です。

　私は、民主党との対立軸として「地方の自立」をあげるべきと思います。そのためには、知事や市町村長、地方議員を執行部に取り入れることです。そして党本部、地方が一体となって権限の移譲を進めることを党の大きな柱としてすえることです。地方が自立自助できる国家をつくることが、これからの効率的な国家運営や国意が反映される政治体制をつくる事になります。現在の民主党は、脱官僚政治に固執するあまり、政治的には中央集権になっています。もっと地方分権を進め一国多制度の国をつくっていく事を目指すべきです。そのことを自民党内でも主張していきます。