自民党総裁、谷垣さんを支持します
2009年09月21日
自民党総裁選挙が始まりました。党本部で三人の候補者の演説を聞きました。迫力があったのは河野太郎さんです。自らの信念をとうとうと述べられました。自民党でこれまで異端児扱いされ、いろんな人にしがらみがないから言える思い切った発言をどんどんされました。うらやましくもありました。しかしそのことを進めていくと自民党でなくてもいいような気がします。新党を立ち上げる、そんな印象でした。
谷垣禎一さんは落ち着いた演説です。あまり迫力はないけれど言われていることは今の自民党に一番大切なことばかりでした。「これだけ少なくなったんだからみんなでやろうぜ」「時代に合わなくなったものは捨てる。たまった膿は出す。継承していかなくてはならないものは受け継いでいく」というものでした。なかなか説得力もありました。頭も良い方のようです。
西村さんの演説も聞いたうえで、谷垣さんを応援します。仮に谷垣総裁になっても「みんなでやろう」が合言葉ですので河野さんも重用されるはずです。今大切なのは結束力です。
自民党と民主党。対立軸は公的保護の民主党に対して自立自助が基本の自民党。労働組合がどうしても強い民主党に対して農家や商業者ら一般の国民が中心の自民党。無政府的な傾向が少し見られる民主党に対して、家族や故郷、国家という集団を大切にする自民党、という風には言えないでしょうか。
その対立軸の観点に立ってこれからの自民党の運動体制や政策を作っていかなくてはならない、と考えます。しっかりと組み立てていけば時代が必ず自民党を要求するときが来ます。