自民党再起へ向けて
2009年09月08日
選挙後のあいさつ回りの合間を縫って、上京しました。自民党大会に替わる「両院議員総会」があるからです。衆議院議員119人、参議院議員89人。そのほとんどが出席しました。
麻生総裁をはじめとする執行部の辞意表明。その後、16日に行われる首班指名にどう臨むか、18日から始める総裁選挙をどうするかが議題でした。さまざまな意見が出ました。真摯に反省をしてしっかりと出直すための論議がなされたと思います。その場で、首班指名に誰を書くか、「この場で決めるべきである」という意見が出ました。総裁選挙については「推薦人20人の規定を、誰でも出ていいように10人にすべきである」という意見が出ました。今後の在り方については「一部の幹部議員だけの総括でなく、今後の進め方も含めて各期の代表を選んで開かれた場での反省と今後の党としてのあり方を探るべきである」という意見が出ました。
これまでだと、これらの意見は執行部に一任して後日結果を報告する、ということで終わるんですが、今日は、この場で採決をして決めるべき、という意見が大勢を占め全て採決で即座に決められました。
首班指名は両院議員総会の会長若林正俊参議院議員となりました。総裁選挙の推薦人20人の規定を10人にするという提案は、挙手採決の結果、少数で否決されました。各期ごとの代表を出して、選挙の総括と今後の方針を出すということについては一致して了承され、三期生からもその後の話し合いで3人の代表を決めました。俺が出たい、という人が多く私は入っていません。
このようにスピーディーにしかも公開の場で物事が決まったのは初めてです。危機感の表れであり、このような緊張感と公開の姿勢を貫いていけば自民党は変わります。
明朝は朝一番でまた帰ります。引き続きあいさつ回りです。16日が招集日です。それまで挨拶とこれからのことをじっくり考えていきます。