景気の回復はいつだろう

2009年05月29日

 平成21年度の経済対策補正予算案15兆円が、参議院で民主党の反対で否決され衆議院に戻ってきました。予算案ですのでそのまま衆議院の可決が優越となって成立です。これから各業界、そして地方に予算が回ることになります。景気の底割れを何としても防がなくてはいけません。民主党は無駄な予算が多いなどと言っていますが、一刻の猶予も許されません。

 昨夜は大工をやっている方から、「今のままではどうしようもないぞ。早く経済対策をやれ」と電話がありました。美容関係の会合に行ったのですが、こちらもも客が減ってどうしようもないと経済対策を要請されました。

 総務省では完全失業率についての発表がありましたが、4月の失業率は5・0パーセントです。3月より0・2ポイント上昇しました。消費者物価も低下の一途です。雇用対策や各種補助金で何とかここまでで留まっていますが、明るい兆しは見えません。

 15兆円の効果がいつどのような形で出てくるのか。地方に回った時、使い勝手が良くなくてはいけません。何としても庶民の経済を回復させなくてはなりません。それが政権政党の役割です。