民主党効果

2009年05月22日

 自民党で選挙に向けたマニフェストづくりやさまざまな政治に対する意見が活発に出されるようになり緊張感が出てきました。昨日の派閥の会合でも「幹部はもっと言動に気をつけて欲しい。投票率は低いほうが良い、などという言葉一つで支持をなくしてしまう」「議員の世襲に対してもっと厳しい態度で臨まなくてはいけない」「補正予算でアニメの館を120億近くもかけてお台場に造ることに国民の批判は集まっている」など厳しい意見が次々出ました。

 これも選挙が近づいていることと、民主党の新しい代表が決まって支持率が上昇し、マニフェストも出していることからそれに対抗すべき政策や方針を明確な形で出さなくてはいけない、という民主党効果とも言うべきものです。良いことです。

 やはり常に緊張感を持って、政治家としての言い訳論に走らず、国民の感覚でまず政策を感じることは重要なことです。この調子で議論を繰り返し、謙虚に反省もして、明確なメッセージを国民の皆さんに出していくなら自民党は必ず脱皮していく、と感じました。