来年度の予算に向けて恒例行事

2009年05月19日

 今週から来年度の予算獲得に向けての各団体の全国大会が、東京で相次いで開かれます。全国町村議長会、市議会議長会、市長会、町村会、更に農業団体、福祉団体、建設団体など目白押しです。各府省が音頭をとってやるもので、これから始まる平成22年度予算の概算要求に先駆けて気勢を上げるものです。

 私自身はこういう行事は余り賛成でないし、東京で陳情活動しないと予算を獲得できない、という光景は中央集権の典型ですので減らしていくべきと思っています。しかし、現実に予算編成が霞ヶ関の官僚機構の中で進み、各団体の事務局が東京にあり情報がそこから発信され、また東京が一番集まりやすい地域ということになるとなかなかこのスタイルは崩せないのかもしれません。

 大切なことは限られた予算額です。以下に効果的な予算にしてし、その使い方も柔軟に対応して現場の要望にあったものにしていくかです。22年度に向けてしっかり目を光らせて行きたい。しかしその前に選挙です。民主党の人気も再び上がってきたようですし、負けないように気合を入れなくてはいけません。いよいよ本番モードです。気持ちを研ぎ澄まし、体を鍛え、使命感を膨らませて走ります。