野菜・果樹も大切

2009年03月17日

 農業対策と言うとどうしても、米や水田対策、転作作物、酪農・畜産になりがちです。自民党でもこれらの部会の時は部屋がいっぱいになるのですが、それ以外は出席者が少ない。みんな現金です。

 今日は自民党野菜果樹小委員会でした。出席者はやはり少なく、自分の選挙区のことを手を挙げて発言するとみんな帰ってしまいます。最後まで残ったのは私を含め6人くらいでした。私の場合は先週阿蘇を回りミニ集会を開き、その時高冷地野菜の問題が農家から数多く出されましたし、ダイコン、ニンジン、メロン、唐いもなどは私の地域の名産ですので、流通の問題、経営安定の問題、価格補償の問題など数多く抱えた課題を述べる必要があります。

 加えて最近は少量多品種の野菜も多く、高齢者農業を考える時、野菜農業は重要な一角を占めてきます。また温暖化の影響で阿蘇地方を中心とする野菜の出荷時期がかなり変化して来ました。大変な問題です。どうしても畜産の配合飼料や大豆などの穀類が輸入にある程度頼らなくてはならない現実のもとで、野菜、果樹は自給率を更に高められるものです。今後残留農薬問題などを考えるなら、今野菜の自給率は80パーセントですが更に高めることも出来ます。集会で出た意見などを述べさせてもらいました。

 野菜果樹以外にも、花卉(かき)があります。私が県の会長をしている養蜂も畜産の分野です。食料農業の裾野は広い。