今年の国会終了

2008年12月24日

 国会の会期は25日までですが、今日本会議が開催され、民主党から提出された雇用関係法案と衆議院解散を求める決議を否決して終了しました。明日は一部の委員会があるだけですので事実上今日が今年最後の国会でした。
 民主党の雇用関連法案は民主党も雇用対策をやっている、という存在を示すためのもので内容は今政府が実施しているものとほとんど変わりませんので否決しました。
 衆議院解散の決議は自民党はもちろん反対でしたが、ただ一人賛成で起立した人がいました。渡辺喜美議員です。民主党から大変な拍手でした。終了後早速記者団に囲まれていました。自民党の幹部はどう処分するんでしょうか。二・三人の議員と話をしたら「けしからん」というより「よく立ったなあ」という驚きの声でした。それより「渡辺議員と行動しようとしていた議員は口だけだったなあ」という渡辺議員の実行力を認め、他議員の行動力のなさを非難する声がありました。自民党内にどんな波紋を投げるのか、渡辺議員が今後どんな行動を取るのか興味しんしんです。そして自民党「あまりひどい処分をしないほうがいいんじゃないかな」という声もありました。
 私は麻生総理を支えていかなくてはなりません。反党、非党的行為はしません。九州国会議員1・2期生の会が本会議の後開かれ、そこはみんなで確認しました。
 しかし今後、二次補正予算案から定額給付金を分離する法案が民主党から出されるということ。自民党内は動揺しそうです。来年は5日からの開会。大変な国会になりそうです。