大詰めの予算折衝

2008年12月18日

 例年のことながらこの時期になると、予算折衝が大詰めを迎えます。昨日は自民党の総務部会が開かれ、来年度予算の重点項目が報告され、出席者全員で鳩山総務大臣を励ましました。私も執行部席に座って自民党で地方分権に関心を持つ議員の皆さんの顔ぶれを拝見していました。鳩山大臣は「もし、地方交付税が今年度より減るようなことがあれば帰ってきません」と挨拶されましたので、背水の陣の気持ちなのでしょう。それともかなり自信があるのでしょうか。しかし、議員の中からは「それだったら離党して兄と一緒に新党をつくるということか」と冷やかされていました。
 今日は農林水産部会が開かれ昨日の総務部会と同じように石破大臣を励ますことになります。特にこの不景気、そして派遣切りなどで失業者が増加している時期「農林水産業に失業者の受け皿を」という声も出ています。やっといざというときにはやはり頼りになり、大切なのは農林業、という意識が少し出てきたようです。このような時こそ大臣は財務省に対して日本の農林業の大切さを強調して欲しい。