自民党の支持急落

2008年12月03日

 臨時国会の始まりです。12月25日までの間にインド洋上での自衛艦の補給が継続できるようにする法律と金融機関に公的資金を投入して貸し渋りなどをなくす法律を成立させる、というのが延長の目的です。
 しかし、火曜日に東京に出てきて、改めて自民党に対する批判が強く、支持率が急落していることを肌で感じます。昨日は全国の森林・林業の振興大会でした。全国から森林組合の幹部の方が出席されていました。普通は総理大臣など出席しないんですが昨日は麻生総理自らが出席、さらに農林水産大臣や自民党の政調会長など主だった方が多数来賓として出席されました。農林業の自民党離れに危機感を抱いてのことと思います。
 一方で、民主党の鳩山幹事長も呼ばれていました。挨拶は総理、大臣、自民党林政調査会長の順で始まり最後に鳩山幹事長でしたが、どうも拍手は鳩山さんが一番多かった。挨拶の内容はご馳走をあげるような話で実現性は危ういんですが、それでも拍手が起きます。皆さんのフラストレーションがたまりその反発が自民党に来ているのが見て取れました。
 なぜか。不景気と失態の連鎖でマスコミも自民党たたきを意識的にやっている。自民党に本当の反省と謙虚さが見えず、全てを民主党のせいにし過ぎる。国民が政権を替えてみたら、というモードになってしまっている。などの理由が挙げられます。このままではもちろん選挙は戦えないし、政権は確実に交替するしかありません。昨夜も熊本の支持者から電話があり、「テレビを見ていても自民党に腹立たしさを感じる。何か反乱でもお前起こせ」と言われました。
 しかし、ここは入念な反省と点検が必要です。そして本気でやり直す覚悟がいります。どうするか。この続きは後日書きます。