本当の農政を考える
2008年10月20日
徐々に一日の時間がなくなってきます。この日記を書くのも寸暇を惜しんでということになります。明日は東京へ日帰り、その次も東京日帰り、と東京と熊本、熊本での政治活動と日程が入り組んできました。
地方を考える際、やはりポイントは農業です。これからの農政のあり方についてまとめました。別のコーナーに後日アップしますので、読んでいただければ幸いです。やはり所得補償は必要です。しかし民主党が言うような1兆円をばらまくというのではなく、農家の経営体を見極めて消費者の理解を得て税金を投入する、「直接支払い制度」でなくてはいけません。一年間勉強をして、農家の話を聞いて、本を読んで、「これしかない」という結論になりました。自分で必死にまとめました。その後、農政に詳しい役人に読んでもらい、数字や事実関係、実現性を確認してもらいました。文言の修正はありましたが、ほぼ私の原文どおりとなりました。少し自信が出てきました。
どういう風に農家別に所得補償を振り分けるか、という作業はこれから詰めていかなくてはなりません。直接支払い制度を実現するためのプロジェクトチームの設立を自民党に要求してまとめていきたい。それを政府に提案して実現をはかります。
これまでの農政は「農業が大事だ」というものの、やはり補助金の積み重ねに偏っていた節があります。政治家も内容はあまり知らないのにリップサービスに終始してきた面もあります。また「情」の面で農政を考えていた所もあります。私は農家の経営実態をしっかりと捉えて、それにどんな手当てをしていけば農家経営が持続できるか、更に後継者を育て、社会のなかでもその存在と発言力が確保でき農業以外の国民の皆さんに理解してもらえるか、より科学的に政策的に考え、新しい農政を提言していきます。いずれ第二弾も出す予定です。これが地方の振興に必ずつながっていきます。今回の選挙で強く訴えていきます。ご期待ください。