5人の総裁候補
2008年09月21日
昨日は熊本市で今回自民党の総裁選に立候補されている5人がそろい踏みされ、辛島公園でそれぞれの政策、理念を訴えられました。5人ともさすが自ら総理総裁に出ようと言う方だけあって、演説も気合が入っていました。また暑い中身じろぎもせずに聞いておられた自民党員の方に心から敬意を話術で、天下国家論を論じました。与謝野馨さんは一番安心して聞けます。政策的にも明るいし、なにより頭の中が良く整理されている。間違いはない政権運営をやっていかれる、と思いました。しかし、総理には花が必要です。小泉さんだってそうだった。オバマ、プーチン、メルケル(ドイツの女性首相)、カストロなど頭の中がどれだけ整理されているかしれないけれど、オーラやカリスマ、憎めない茶目っ気などがのぞきます。幕末だって坂本竜馬、西郷隆盛、高杉晋作より幕臣の勝海舟、小栗上野介、倒幕の大久保利通などがはるかに将来へ見通しとその整理整頓は出来ていた。しかし民衆の人気はーということになります。
そこに行くと、麻生太郎さん。話はあまり整理されたものではありません。しかしなんとなく、魅力を感じる。そして政策的にも当面の経済対策、後期高齢者保険制度の見直し、地方の活性化、更に道州制の導入を訴えておられる。私が今訴えていることとダブります。まず財源を、よりまずやるべきことをやろう、そして財源を探そう、今はそのような時期と思います。
石原のぶてるさんはすがすがしいイメージです。弁舌もさわやか。しかし、私たちのような田舎の人間の心をゆさぶるまではない。でも将来きっと要職を占める方です。小池百合子さんは、言われていることはその通りと思います。埋蔵金、官僚政治の打破、もったいない精神運動、しかし政権与党ですからそれを実践するための細かなプログラムが欲しい。
ということで今回は総理としての花、政策的に緊急を要するものをポイントをつかんで訴えておられること。地方に熱心。そして道州制の導入、更に九州としての仲間意識から、麻生太郎さんに一票を投じます。