仕事始め
2008年08月23日
いよいよ総務大臣政務官としての仕事が始まりました。まず、総務省の各部局のしごとの概要説明。一日5時間。二日間続きました。頭のいい官僚の方々がわかりやすく説明してくれるから何とか頭に入れることが出来ますが、これを完全にマスターしようと思ったら大変。普通の国民感覚で理解していればいい、と感じました。
こんなにも複雑で、色々な仕事があるのか。「なるほど」と思うところもあるし、「これはいらないんではないか」と思う部分もあります。また「他省庁とダブっているのでは」と感じるところも。しかしまだ最初なので、じっくりと勉強していきます。
地方自治、情報通信、各行政や政策の管理と評価、社会保険庁で相手にされなかった人たちへ改めて民間の委員会を通して調査をするという部署もあります。また、色々な統計が出てきます。消費者物価、失業率、経済や地方、教育の水準など数多くに上りますが、これを統括する統計局も総務省。私が考えていた以上にこの統計というのは重要です。統計の取り方ひとつで世界での日本のランクがどうにでもなる。まさに日本が進むに当たっての羅針盤です。おろそかには出来ません。
行政の評価や政策の評価は、民間でなく行政がやることですから、お手盛りにならないようにするためにはどうしたら良いかという検証が常に必要です。
原油が高騰、小麦や原材料も一緒に上がり、国民の生活はパニック状態。しかしここは、しっかりデータの基づいて、そして地方に対してまた経済状況に応じてどういう手を打たなくてはいけないか、的確な判断が必要なところです。ひとつ間違うと国家が浮上できない、とうことになりまねない。責任の重さを感じます。