やっぱり厳しい
2008年07月27日
久々に日記を書きます。国会が休会中で地元を歩いているとなかなかパソコンの前に座る時間がありません。また書く材料も限られてきます。それだけ国会開会中は国の動きが目に見えているということでしょう。
地元ではミニ集会の毎日です。そしてしかられっぱなしです。「自民党は何をしているか。もっと燃油対策を早急にしろ」「自民党についてきてだまされた。何故こんな老後を送らなくてはならないのか」「自民党は農林業の一次産業をどう考えているんだ。もう日本にはいらないというのか」辛らつな言葉が発せられます。
確かにこの原油高。しかも飼料、肥料をはじめとする、原材料の高騰はとどまるところを知りません。弱者にそのしわ寄せが行きます。政権を担っている政権政党が攻撃の矢面に立たされるのは当たり前です。
政府も自民党も真剣に考えています。しかしなかなか打つ手が限られてきます。財源の問題もあります。一つ一つに助成していたら大変な予算額になります。またガソリン税などを減額すればよいのでしょうが、予定している道路整備や街づくり交付金に支障が出ます。八方塞がりです。
思い切った改革しかありません。官僚改革、農林業の一定の方への所得保障、コメの安定価格設定、派遣社員などの雇用形態の改善。まず国民の所得を安定させること、そこから全てがスタートします。所得が安定すれば消費も回復します。それを一丸でやらなくてはなりません。もちろん公務員の改革はその先頭を切って推し進める。国会議員の定数削減も同様です。小手先の対処療法ではどうしようもないところまで追い詰められた状態です。自民党がピンチということは日本がピンチ。今朝の新聞では今年度国家予算の5分の1に当たる17兆円の所得が海外に流失した、と出ていました。このままでは日本はなくなる。体を張って考え行動する時です。