基礎年金は税か保険料か
2008年05月21日
昨日は「年金制度を抜本的に考える会」に出席しました。この会は国民年金(基礎年金)を税金でまかなおう、という会です。しかし前日の社会保障国民会議で、もし基礎年金を税でまかなうなら、消費税を15パーセント以上上げなくてはならない。などのデータがだされましたので、これに反発するかたちで開催されました。
私も税方式を支持している一人です。すでに国民年金の未納者は40パーセント近くにもなっています。このままでは年金制度は崩壊していきます。最低限の基礎年金は税で見たほうがよい。それに充てる消費税も3パーセントあれば出来ます。これを最終的に15パーセント以上というのは、やはり税方式を阻止したい人たちの戦略ではないでしょうか。
昨日の会合には若手の議員が多かったようです。若手や税が分かる方々は税方式を支持される方が多いようです。逆にいわゆる厚生族と言われる方は保険料方式の支持が多いようです。保険料方式にしていたほうが厚生労働省の権限が保てますし、税方式にすると財務省主導になる、と言う危機感が強いのかもしれません。
どちらにしてもこれから綱引きが激しくなります。しっかり試算をして、国民に負担をかけないようにしていきます。