死刑と無期懲役

2008年05月09日

 昨日の派閥の会合で平沢勝栄衆議院議員が「死刑と無期懲役の差があまりにもありすぎる。無期懲役を今後どうするかを考える会を立ち上げるので参加をよろしく」と言われました。
 無期懲役は一生刑務所暮らしの終身刑のように思われがちですが、実は10年間服役すれば仮釈放されるのです。これでは何のための無期懲役か分かりません。死刑逃れのための裁判をすればいい事になり、無期の意味を成しません。犯罪の減少にもつながらないようです。
 死刑の存廃論についてはこれまで論議されていますが、無期懲役についてはほとんど論議されてきませんでした。犯罪を減少させるためにもしっかりした制度作りが必要です。参加していきたいと考えています。