19年度最終日
2008年03月31日
とうとう今日が平成19年度の最終日。ガソリンにかかる暫定税率の期限が切れ、約25円の税金が免除されることになり、ガソリンが安くなります。その代わり国家や自治体への税収は減少し何らかの影響が出てくることは否めません。
今日は本会議が開かれ、本日で期限が切れて、明日から逆に税金が高くなるものについてこれまでどうり特別措置で税を安くしておく法律の延長を可決しました。例えば外国に行ってウイスキーを買ってきた場合にかかる税金は、ウイスキーを買ってくる人のために抑えてあったんですが、今日の期限が切れると本来の高い税金になります。それをこれまでどおりに抑えておこうという「つなぎ法案」です。
これには民主党の皆さんは賛成。国民に対して喜ばれるようなことは賛成、逆にガソリン税のように嫌われることには反対。そうしたほうが人気取りのためにはいいんでしょうが、国家を安定的に動かしていくという政治の役割として、また政党として、更に政治家としてこのような迎合主義はどうなんでしょうかねー。
自民党は4月末には再びガソリン税を元に戻すことにしています。国民の皆さんから嫌がられることですが、国や自治体を考えたら20年度一杯は収入として必要なことです。後は皆さんに理解を求めるのみです。福田総理も連日国民に向かって訴えておられます。どっからどう考えても、今回のことでは自民党の行き方のほうが正道です。
それにしても国民の生活は厳しい。昨日野菜を作っている方から「中国が野菜の輸出をストップして野菜が高いように言われているが生産者値段は、ひところの半分くらいに下がっている。台湾や韓国からの輸入が増え商社だけが儲けているのではないか」という声がありました。早速調べてみます。