正しいことを考え実行する会

2008年02月20日

 今日は「正しいことを考え実行する会」という国会議員の新たな会合が設立されましたので出席しました。与謝野馨先生や野田毅先生、園田博之先生が中心になって発足されたものです。
 これからの日本をどうやっていくか、という大きなテーマの中で、「やはり社会保障に目的を絞った消費税は必要」その上で「地方の活性化のためにどうすればよいか」また「年金の負担を税金で見たほうがよい」という意見を共有する議員さんたちで、市場原理主義の社会を掲げる方々と対立軸にあるグループということになります。
 みんなが責任を持って意見を出し合うということで、座長は決めない、など独特の勉強会です。
 最初の会合ですので、みんな自分がやろうとしていることを言ってください、と言われ皆さん「道路特定財源の問題」「消費税アップまでの課題」など思い思いのことを述べられました。
 私は「経済成長を続けながらその一方で地方の活性化を図るのは難しいことだ。しかしそれをやり遂げなくては日本はなくなる。そのためには、中央と地方、あるいは都市と農山村部などの制度を全国一律でなく、変えていかなくてはいけない。一国二制度あるいは一国多制度を考える時に来ている。それが果たしてどんな具体策で可能かということを考えたい」と言いました。
 一部には政界再編を意識したグループの動きではないか、などと言われていますがそうではありません。純粋に今のままの日本だったらダメになってします、という憂国の人間が集まったものです。今後テーマを決めながら進んでいけば結構今の政治にインパクトを与えるでしょう。
 参加者は24人。そのうち本人出席は15人でした。