自民党定期大会
2008年01月17日
第75回自民党定期大会が東京都内のホテルで開催されまいた。自民党の国会議員として出席するのは初めてです。平成17年の大会に出席しましたがあの時は無所属で自民党会派でしたので、オブザーバーとしての参加でした。
4000人にも及ぶ党員党友の方々が全国各地から集まられた姿はさすがに壮観ですし、熱気があるし「やはり国を引っ張ってきた自民党」という感じがします。
しかし福田総裁の演説は、力強さや国家観とはかけ離れたものでした。あくまで国民の皆様に理解を求め、世論の支持を得ること。また生活が一番重要である、そのための政策を充実させること。「忍耐と国民の支持、そして生活者の気持ちの重視」を強調されました。
安倍総裁の国家中心、美しい国づくり、戦後レジームからの脱却、憲法改正、などのスローガンからすると同じ政党だろうか、と思うほどです。逆に言えばこれが自民党の強さなのかもしれません。勇猛果敢的な国づくりをうたいながら昨年の参議院選挙で惨敗したのを受け、敗因を分析しながらこのような形になった、またそれを標榜できる人材が総裁になったというところが自民党の強みかもしれません。しかし、社会の構造が自民党の復元を可能にする構造として機能しているのかどうか、というところが問題になってきます。
最後に各都道府県の女性代表47人が自らの県の宣伝も含め、それぞれが15秒ずつ自民党党勢拡大の決意を述べました。大会の中で一番力強いものでしたし、本日のハイライトとなりました。やはり頼りは女性パワーかな。