安倍総理の所信表明演説を聞きました

2007年09月11日

 本会議に出席し、安倍総理の所信表明演説を聞きました。簡潔でわかり易い演説でした。
テロ特措法で進路を断っての今国会です。支えたいと思います。
 その前に代議士会が開かれ、郵政解散で当選した「チルドレン」の方々が、郵政反対組の復党に対して、抗議の演説を次々とされました。拍手を送る議員に冷淡な議員とまるで党が二つに割れたような光景でした。郵政民営化が残した後遺症は大きい。
 私は郵政造反組の復党は早過ぎたと考えます。私のように特定郵便局長の息子が反対を表明していて苦渋の末に賛成に回り、多くの代償を払ったものからすると「ちょっと」という感じです。少なくとも今回の参院選、また次の衆院選までは待つべきでした。しかし、チルドレンの方々が声高に郵政造反組を批判する姿勢には抵抗を感じます。
郵政造反組は地方のことをしっかり考え、地方の方々と選挙などを通して一緒に歩いてこられたばかりです。民意を十分に考えたからこそ、その時は反対に回られたんです。その証拠にみんな人間的な奥行きのある重厚な人ばかりです。
 それを郵政の民営化という、ただひとつの政策だけで当選してきた一年生の方々が肩に力を込めて発言される姿はどうもいまいち。好印象を与えません。
 政治は難しい。試行錯誤しながら少しずつ進むものです。もっとみんなで深く考えたいです。