格差という問題
2007年04月29日
連休ダイエットが始まりました。昨日の朝体重を量ったら76.2キログラム。どのくらいの目標にしようか、と悩みましたが無理しないこと、リバウンドしないことを考え、五月六日までに74.5キロ、つまり1,5キログラムを目標にすることにしました。
しかし昨日は熊本市内の日航ホテルで結婚式。熊本で最も勢いに乗る実業家の息子さんの披露宴で、料理は格別のメニュー。ワインも最高のもの。バイオリン演奏やジャズを聴きながらのこれまでにない格調高い形式の披露宴についつい食欲もそそりました。夜は高校野球の夏の甲子園に向けての会合と後援会幹部による鶏肉の焼肉。鳥はあまり体重増にならないだろう。と食べてしまいました。今朝は怖いのでまだ体重は量っていません。
昨日久々に文芸評論家で詩人の吉本隆明さんの、新聞に書かれたインタビューを読みました。吉本隆明、鶴見俊輔、高橋和己などは私達の学生のころ、読みはしないけど本棚に書物を飾った思想家です。
インタビューですのでだいぶわかり易く書いてありました。「格差」についてでした。結局「共同体的な仕組みを取り入れることが格差解消につながる」というものでした。やはり35年ほど前のコミューンの思想です。しかし、共同体社会になることで低値安定の格差解消になってもいけません。
それより、私達の世代は共同体的日本に育って来ましたので、市場原理を取り入れた後の格差を以前と比較して、感じることが出来るんですが、果たして今の若者は育つ時点から格差社会にいますので、「格差」を感じているんだろうか。「格差」は比べる時代があってこそ感じるもので、ひょっとして感じていないんではないか、と思いました。
「格差」とはどんな現象なのか。もっと深く掘り下げて考えることが、今後の格差解消の重要な要素のようです。
明朝の辻立ち7時20分阿蘇立野のみ。