やはり選挙は難しい
2007年04月23日
昨夜は統一地方選挙の投票、そして開票日でした。結果が決まると議員さんのところへ当選のお祝いに出かけます。菊陽町の18人の当選者全員は回れませんでしたが、ほとんど会場に行きました。
やはり既存の農村集落は活気があります。大勢の人が集まって万歳と宴会。ほとんどの既存地区の候補者は安定した戦いで当選していました。候補者の人物も大切ですが、地域の代表といった地域中心の選挙です。それに対して新興住宅地は十数人で簡単にお祝いをする、と言う光景が多く見られました。選挙になるとやはり既存地区の選挙が強いし、当選を重ねる度合いも強いようです。
午前一時過ぎに熊本市議会議員候補の「田中あつお」君のところに行きました。まだ最終結果が出ていませんでした。48人の定数で48番目。49番目の方とは30票差で重苦しい空気が流れていました。当選が決まったのが午前二時。次点の方と60表差でした。
地域の公民館で祝勝会。ぎりぎりの当選。しかしこの4年間本人は努力もしてきたし、私の秘書として第一号の議員ですので私も挨拶で不覚にも涙を流しました。この薄氷の勝利を肝に銘じて4年後はもっと集票するように頑張って欲しい。支援していただいた方々本当にありがとうございました。
熊本市議選挙の当選者を見るとほとんどが現職です。新人は二世か、組織政党のバトンタッチの議員さん。保守系で組織がない中で当選することがいかに困難化を知りました。やはり地域の支えが一番です。安定した得票にするには、風や若さではなく地域の信頼。新興住宅地であってもいかに既存地区に本人がしてしまうか、これが勝利のカギのようです。
それにしても菊陽で支援していた現職の議員さんが落選されました。悠々と当選と思っていましたら、ふたを開けたら19人中19番目。まさかとわが目を疑いました。選挙は難しい。
明朝の辻立ち7時20分西合志、8時合志交差点。