国民投票法案

2007年04月13日

 統一地方選挙で必死になっている間に国会の方は「国民投票法案」が特別委員会で可決しました。本会議でも可決されるでしょう。憲法改正への第一歩です。この法律が制定されると、いよいよ憲法改正への条文の改正・作成作業が始まります。
 今回の国民投票法案は最低投票率を定めていないことや、憲法改正以外には適用されないなどいくつかの問題点はありますが、可決した以上この法律の下に作業は進んで行くことになります。
 その憲法改正ですが、9条だけでない、環境権や家族の役割、道州制の問題などいくつか現代に適合したものに改正して行かなくてはいけません。どこをどう変えるのか、付け加えるのかこれから「国民総憲法学習」が必要です。
 私も条文の一つ一つを検証したことはありませんでしたし、9条をのぞいて変えるべき部分を真剣に論議したこともありませんでした。憲法に関する書物はいろんな人が書いておられますので、自民党が作成した素案を元にもう一度点検してみようと思います。