海洋基本法

2007年03月28日

 海洋基本法が、やっと成立する見通しとなりました。私は、以前から海洋国家日本に、海洋に関する総合的な法律がないのはおかしい。日本は、国土は狭いかもしれないけれど、「領土、領海、領空」を一体と考え、その権益については、国益を考え、厳しい姿勢で近隣諸国に臨むべき、と主張してきました。
 中国の調査船や韓国の巡視船が、いとも簡単に日本の領海に入ってくることを見逃していてはいけない。また、排他的経済水域では、海底、海洋資源は、その国のものと国際法で規定されていますので、もっとこの規定を大切にすべき、と言ってきました。
 「海洋政策の担当大臣」を置いたり、「総合海洋政策本部」を置くことは大賛成です。さらに、海上保安庁をもっと充実させることが大事です。アメリカなど諸外国は、海上警備にあたる沿岸警備隊は、軍隊と同じくらいの権限を持って行動しています。領海内に外国の船等は、無許可では一歩たりとも入れないという姿勢です。海上自衛隊と海上保安庁との境界が難しいかもしれませんが、海上自衛隊は、ミサイル防衛計画など外国からの攻撃に対しての防御に、更に努める一方で、海上保安庁も予算を増やしてその規模の充実を図るべきと考えます。
 なにせ、海洋国家日本、領海も含めての広さは、世界で「第6位」なんですから。
 明朝の辻立ち7時20分菊陽武蔵丘北、7時50分菊陽役場北。