行くも地獄、退くも

2007年03月24日

 昨日は合併していない町の議員さんの町政報告会に出席しました。そこは住民投票で単独で行くことを決めた町ですが、実際は財政的にかなり厳しく、今後も新たな展開を考えていかなくてはいけない、とその議員さんは報告されていました。
 合併した市町村は「国、県の指導で合併はしたけれど何にも良いことはない」と住民からの不満が出ています。しかし、合併しなかった町村も財政は窮屈で不安はいっぱいのようです。
 合併するも,しないも、自治体の悩みは深い。最後は住民一人ひとりの気持ちと自立の気持ちにかかっています。地方の選択を決める統一地方選挙真っ盛り。国や県だけにおぶさって生きていこうとしても、何も与えてはくれません。もう一度みんなで市町村のあり方について考えたいものです。