ドアが閉まります、閉めます

2006年11月22日

・・遅いと思っていましたが今、事務所に帰ってきました。
・・県外で面白いことに気づきました。
・・「ドアが閉まります。しまるドアにご注意ください」という車内アナウンスは電車や地下鉄などあらゆる乗り物で聞きなれていました。しかし昨日乗った電車のアナウンスは
・・「ドアを閉めます。ご注意ください」でした。
・・「閉まります」と「閉めます」。わずかな違いですが、その持つ意味に大きな違いがあります。他動的な言葉である「閉まります」は何かドアに関する事故が起こったときに責任が無いように受け取られます。責任は閉まったドアにある、というような。しかし「ドアを閉めます」は閉める電車の車掌さんに責任があるように聞こえます。こちらの方がより責任感の強い言葉で聞いていても好感がもてました。
・・ちょっとした違いですが、責任を人任せにする言葉に慣れきってしまっていたこと気づきました。他人任せ、責任逃れという日本人の性癖なんでしょうか。
・・これからの言葉自分自身も、より能動的、自己責任を持った言葉遣いを心がけます。
・・明日は秋祭りの連続です。