日本の食材

2006年11月16日

 昨日は、ある地域で「ふぐを食う会」があり、出かけました。会費一万円。下関から買ってきたふぐを専門家に料理してもらい民家で十数人で舌鼓を打ちました。
 ふぐは本当に美味い。しかしその前に、よくこんなに、無駄なく料理するな、と感心します。刺身だけでなく、皮から、内臓から、ひれまで無駄なところが一つもありません。まさに日本人が作り出した芸術です。最近外国でも日本の料理の仕方で、このふぐを食べ始めたといいますので、ふぐが激減することも考えらあれます。
 日本の良さはふぐ料理にも見られるように、無駄なものはない、全てもったいない、ということで利用する事だと思います。まさにこれから目指す循環型社会が、料理にも農業にもいろいろな点で歴史的に造られてきている、と我が民族に感服します。
 次の会合があったので1万円分食べてなかったんですが、心残りのまま次の会場に行きました。
 次の会場は、豆腐と揚げが、美味しいところ。私の話と質疑応答が終わったあと、早速湯豆腐にしたものと揚げが出てきましたが、これがまた美味い。硬い豆腐と身の詰まった揚げです。価格はふぐの百分の一くらいでしょうが、絶品です。
 日本は何でこんなに美味いものがあるんだろう、二カ所とも山間地でしたが改めて、食べ物の美味しさを満喫しました。「秋深し、あごも落ちる深山かな」。料理のようにうまくいきませんが・・。
 明朝の辻立ち7時20分菊陽武蔵丘北、7時40分光の森、8時10分石坂交差点。