小さなものの良さ

2006年10月23日

 昨夜は神奈川と大阪の衆議院補欠選挙。自民党が2議席を取りました。もともと自民党の議席です。安倍政権スタートに向けてのご祝儀、政権発足と同時に得意の北朝鮮問題が起き、外交がスムースに行ったこと、さらに自民党の候補者は二世で、基礎票がしっかりしていること、などを考えると当然の結果と思われます。
 北朝鮮の核実験問題も各国手詰まりとなってきました。暫くはこう着状態が続きそうです。「やり得」にしてしまわないことだけは、訴えていきましょう。
 昨日は音楽会に出かけました。音楽会といってもどこかのホールでやるものではなく、個人の住宅に集まって、座敷と居間をつないで行われたものです。「ちっちゃな音楽会」と名づけた看板が出ていました。
 奥様方のコーラスグループが中心です。三十台から七十台くらいまでおられたでしょうか。練習されているだけあって、その年齢とは思えないきれいな声でした。童謡など数多くの歌を歌われれましたが、会場が狭く、歌う方と聞くほうが真正面に向かい合いますので、歌が本当によく聞き取れます。さらに友情出演の演奏、子供さんの独唱、オペラ独唱などがあり、なかなか充実したものでした。
 大ホールでプロの歌を聞くのもいいけれど、個人の民家でこうやって歌や演奏を聞くと、きめ細かな音楽が聞き取れるだけでなく、唇の動きや演奏の指の動きが読み取れて、日ごろの練習の大変さも伝わって来ます。より小さいものは、より良きものを求める原点のようです。
 明朝の辻立ち7時20分西合志、8時合志。