電話による激励

2006年09月28日

 連日電話による激励が絶えません。有り難いことです。やはり皆さんよく政治を見ておられると思います。政治の何たるか、政治家としての姿勢などをそれぞれが述べられ「がんばれよ」と言ってくれます。
 昨夜は、先に講演に来てくれた森田健作さんから電話がありました。「坂本さん頑張ろう。仲間同士スクラムを組んでいこう」といつもの歯切れのよい声で激励してくれました。根あかで元気がいいから、こっちもエネルギー一杯になります。
 安倍政権の姿が分かってきました。大臣は論功行者に任せよう。自分としてやりたいことは補佐官を中心にやっていこう、という仕組みですね。
 重要なことは塩崎、石原、世耕、根本さんら同世代の気心の知れた仲間と推進していこう、という構図がはっきりしてきました。これが脱官僚、脱族議員になれば良いと思います。しかし、一方でアメリカのホワイトハウス型のトップダウン方式をとり、スピード性を持った政治をしていかれるでしょうが、やはり二世で、東京暮らしの方が中心。果たして地域の隅々までの生活感覚をどこまで理解出来るか、不安でもあります。そこをベテランは突いてくるでしょうから、それをどうはね返していくかが勝負にもなります。
 また大臣と補佐官の確執、政策の不一致が出てくるでしょう。例えば最も大切な国家安全保障です。小池補佐官が就任されましたが、プロは外務省、防衛庁です。さらに北朝鮮の拉致担当もおられます。朝鮮半島との間の緊急事態のとき、誰が陣頭指揮を実質的に執っていくのか、混乱しなければいいのですが。お互いが批判の応酬にならないように願いたいものです。
 安全保障、教育といった分野への意欲は分かりました。しかし、年金、医療費負担などの社会保障の姿がもう一つ見えてきません。高齢社会の安心感も大切にお願いします。
 明朝の辻立ち7時20分植木町。