政策を選べたらなあ

2006年08月22日

 自民党の総裁選が本格化してきました。安倍、麻生、谷垣の各氏がそれぞれに政策を掲げています。昨日は麻生太郎外務大臣が出馬を表明されました。「日本の底力」と銘打って政策を掲げられています。
 育ちがよいので、何となく生活のにおいがしませんが、話してみるととても面白く、ユーモアに富み、気配りをものすごくされる方です。人物的には三人の中では一番魅力がある方と思います。そして根っから明るい「ねあか」と言うところがいい。
 靖国神社を無宗教にして、国立の施設にするという政策には賛成できませんが、麻生さんの教育政策には賛同します。義務教育を一年もしくは二年前倒しして、五歳、四歳から始める。そして地域の教育委員会が硬直化している、教育の基本は国で決め、後は地方に任せる、また進路をある程度鮮明にして教育をする、という政策は実行に移して欲しいと思います。
 現在のように共稼ぎが増え中で、家庭教育がバラバラになってきています。それが教育の格差にも繋がっている、と思います。1年、もしくは2年前倒しして基本的なしつけをする、ということには賛成します。
 また現在の市町村の教育委員会は本当に機能を果たしていない。校長退職者の名誉職か選挙の論功行賞委員ばかり。廃止してほかの組織を考えた方がいい、と常々思っていました。教育を地方に任せるというのは少し冒険ですが、県市町村でなく、道州制移行後、各州に任せる位の事はした方がいいと思います。
 進路の明確化も、年齢とのかねあいですが、子供の能力、向き不向き、好き嫌い、特性などを家庭、学校が発掘して、伸ばせるものは出来るだけ早い時期から伸ばした方がいい。また義務教育以外の民間教育機関をもっと充実させることも大切と思います。お役所教諭だけでは子供は伸びていかない。ただ出来るだけ教育に経済的負担がかからないような方法は講じて行かなくてはいけない、と思います。
 三人の候補者それぞれに、政策別に見るといいものがいっぱいあります。谷垣さんの少子化対策も面白い。安倍さんの再チャレンジ計画もこれからの社会に欠くことの出来ないもの。それぞれを選択して切り張りしていけば、本当にいい日本の姿が浮き出てくる、と思うんですがねえ。
 明朝の辻立ち7時10分立野、7時40分内牧、8時20分一の宮。