一強二弱

2006年07月29日

 梅雨が明けたかと思うと、とたんに暑い日差しです。うんざりしますが、避けて通れるものではない。ならばこの暑さを楽しもうと思います。熊本の夏は特に暑い。この暑さは熊本の人間にしか味わえないものだと思って、暑さを感じられるだけでもありがたいと思いたい、と思います。
 自民党の総裁選挙が事実上スタートしました。しかし、どうも迫力に欠ける。一強二弱で安倍さんの勝利は確実。結果が分かった試合なら興味も半減します。しかも小泉さんの時のように「自民党をぶっ壊す」というような、驚きに満ちた政権公約も見られません。安倍総理を想定しての、その後の人事に国会議員は気持ちがいっているようです。
 安倍さんも良いと思うけど、どうも頼りなさと、その裏返しから来る一徹さ、幅のなさが少し気がかりです。政界をずうっと見てきた山崎拓さんもその辺の所を、感覚的に感じておられるのではないか、と思います。山崎さんが次にどんな手を打ってくるか、こちらのほうに興味があります。
 郵政民営化に反対して刺客にやられた落選中の前国会議員と話しました。相当悩んでいました。自民党へ帰りたい気持ちはいっぱいだけれど、その可能性は今の所なし。一方で民主党の小沢代表が直接電話をかけてきて、声をかける。本人の気持ちも揺れているようでした。最後は本人と後援会の決断です。彼にとって暑い夏になりそうです。
 私の場合は目標がはっきりしているので突き進むだけ。快適な夏にしたいものです