国会閉会

2006年06月19日

 1月から150日間続いた通常国会が閉会します。その場に自分がいないことに無念さも感じますが、一歩離れて国会を見ることが出来ます。今国会は、昨年の郵政民営化国会と比べると、なんとも緊張感のない国会でした。メール問題で1ヶ月近く空転し、平成18年度予算も十分な審議がないまま通過しました。
 また、大物法案の教育基本法改正法案、国民投票法案も議論はお茶を濁しただけで、次期国会に見送られました。昨年は小泉総理が自らの命にかけても、郵政民営化法案を通す、という目標と覚悟がありましたが、今国会は目標も、覚悟もありませんでした。政治家の覚悟、一途さがいかにに大切か、それがどれだけ国を動かすか、を立証していると思います。それは、政治家だけでない。民間人だって一緒です。横田めぐみさんの両親の思いの強さが、世界を動かしました。「のんべんだらり」が一番いけない。
 北朝鮮がミサイル・テポドンの発射準備をしているというのに、日本では日銀の総裁が利殖に走り、表面化しても辞任しない。「財政が火の車」「高齢社会で医療費、介護費がパンク寸前」「少子化で国の今後が不安」ということが言われてもやはり、どこかのんびり。平和なのでしょうかねー。
 私自身も「のんべんだらり」とならないよう、ファイト!
 明朝の辻立ち7時20分西合志、8時合志JT前交差点