森田健作さん

2006年05月26日

 今日は菊池市の市民会館で俳優の森田健作さんを呼んで講演会を開きます。テーマは「家庭力」。森田さんは俳優ですが、参議院議員、衆議院議員も経験されました。衆議院の時には文部政務次官もされ、文教族の一人でした。最近、日本の家庭のあり方に警鐘を鳴らす「家庭力」というタイトルの本を執筆されましたので、このテーマにしました。
 国会議員の時は山崎派に所属しておられました。私も山崎派でしたので若手議員で森田さんを囲んで「俺は男だ会」というのを作っていました。2月に一回くらい集まって、お酒を飲んだり、森田さんの話を聞いたりして、親交を深めていました。
 森田さんが千葉県知事選挙に出馬された時もみんなで手分けして応援に行きました。私もどこの駅かは忘れましたが、マイクを握り演説をしました。千葉という都会ですし、知名度がありますので皆さん集まって来られます。その時印象的だったのは、「千葉は今治安が悪い。小学生の登下校が危ない。児童保安隊を作って、子供たちを守ろう」と訴えられました。
 私たちは選挙の時は、地域の振興、経済の活性化、農林水産業の振興、環境整備、教育の見直し、福祉の充実、等をあげますが、森田さんはいきなり、保安隊の設置です。これでいいのかな、と思っていましたら、そんなユニークな政策が受け95万4千票を超す得票をされました。惜しくも6千票差で敗れましたが、出馬表明したのが、選挙の一ヶ月前くらい。大健闘です。都会の選挙は違うな、と驚いた次第です。しかも、最近登下校中の小学生が殺されたりしています。さすが、先見の明があるのか、と思った次第です。
 私が一度熊本にきてください、と言いましたら気前よく「よし、友情で行こう」と答えてくれました。さすが青春の巨匠「俺は男だ」の人物。どんな話をしてくれるか、楽しみです。