しゃれた居酒屋

2006年05月20日

昨夜は、気心の知れた方々と隣の町に、旧家を改造したしゃれた居酒屋さんが出来ましたので、開店祝いも兼ねて出かけました。しっかりした梁(はり)や柱、床の間や障子などはさすがに昔の民家の風情を残していて落ち着いて飲めます。食器なども凝っていて、私たちの町にしては垢抜けた飲み屋さんで堪能しました。
 最近は集落に忽然(こつぜん)と居酒屋さんやレストランが出現することが多い。「あんなところに店を出して、お客さんが入るんだろうか」と素人考えで思いますが、どこも結構賑わっています。そして個性を競います。いいことです。それだけみんなに余裕が出てきて、単なる飲み食いでなく、雰囲気や環境を楽しむ時代になったと言うことでしょうか。
 しかし、私はモッコスなので、汚い居酒屋が懐かしい。コップに酒を並々と入れて、そして受け皿にこぼれた酒を、またコップにいれて飲む、そんな姿にも郷愁を感じます。熊本市内にもいわゆるドヤ街と言われるところは少なくなりました。みんな美しく、おしゃれになっています。いいことかもしれませんが・・・。
 そういえば昨夜も、お客さんの三分の一は女性でした。やはり、女性の感性が、飲み屋さんまで変えていくようです。
 月曜日の辻立ち7時20分、菊陽武蔵丘北、8時・光の森交差点。