卒業
2006年03月24日
昨日は、我が小学校の母校の卒業式に出席しました。私の母校は純粋な農村地帯の小学校。自分で言うのも何ですが、良い学校です。ほとんどが水田農家でしたので、共同作業、共同意識が強いところです。本当に地域がまとまっています。一方でのんびりしたところでもあります。新任や転勤で来た先生は一様に「みんなのんびりしてますね」と言われます。その雰囲気は昔も今も変わっていません。
私の頃は全校生徒600人弱でしたが今は250人と半分以下。でも卒業式を見る限りキビキビして本当に良い卒業生ばかりです。出来ればこのまま素直に中、高校と育って欲しいと思います。
一人一人が思い出と夢、なりたい職業などを発表します。その中で「僕たちが夢に向かって進めるような、平和な国をつくって欲しい」というのがありました。
みんな様々な夢を持っています。しかし、大人の都合で戦争や国、地方が乱れて来るとその夢どころでは無くなります。彼ら、彼女らが素直に夢に向かって進む為には大人がその環境を作ってやらなくてはなりません。難しい問題ですが、それが私達の責務です。改めて子供たちを見ながら感じました。
午後は阿蘇、夜は天草。阿蘇は野焼きが済んだばかり。黒々とした大地の波が広がります。これも子供たちの教育に活用したいものです。自然の循環、自然の法則を身を持って教えてくれます。
教育の素材は色んな所に転がっていると感じました。夜は天草で久々に美味しい魚料理、命の洗濯が出来ました。