お金と政治

2006年03月21日

・・夜明けが早くなったので、今日から辻立ちを10分早めようといつもより10分家を早く出ました。道がすいている。10分違うとこんなにも違うのだろうか。やはり朝の10分というのは皆貴重なんだ。少し早すぎたかなあ。と思っていました。辻立ち現場につくといつものメンバーが来て下さっていて第一声が「私もうっかりしていたけど、今日は祭日なんですね」。アッそうか、春分の日か。それで車が少ないはずだ。10分早かったせいではないんだ。と初めて気づきました。毎日バタバタしていると、日曜日は行事の内容でわかるけど、祭日はつい忘れがち。しっかりしたいものです。
・・昨日あるベテラン代議士と話をしました。以前と比べ皆金に困っている。本当に政治家にお金が集まらなくなった。経済と政治がほぼ分離している。政治家にとっては困ったことだ。と嘆いておられました。いいことです。私なんか、何もない中でやってきたので、ないのが当たり前。その中でどれだけ協力していただくか、を考えながらやってきました。ある分だけでやろう。背伸びはしないように、と心がけてきました。何とか今まではなってきました。
・・しかし、お金がジャブジャブある時代の政治より、ないときの政治のほうが、いい政治をしています。明治維新、国家にはお金はなかったが殖産興業をはかり、日清日露の戦争をしながらも、一方で大学から小学校までを全国に作っていきました。戦後も無一文からスタート、そしてここまでの基礎を築きました。お金がたまったり、裕福になったりするとこんどは次の世代が使い果たしてしまうのが世の常ですので、やはりハングリーの時代のほうが充実しているのかもしれません。
・・そう考えると今からが、政治家の真価が問われることになりそうです。しかし、最低限の運営費は必要。そのためのパーティも4月28日にやります。よろしくお願いします。
・・明日の辻立ち7時20分山鹿、8時鹿本。