基礎をしっかり心は広く

2006年03月20日

  昨日は各地で区の総会がありました。年度末の日曜日でもあり農作業が一段落しているときですのでこの時期に開く区が多いようです。
 議長を決めて17年度の事業報告、決算そして平成18年度の事業計画、予算更に新しい人事と議会と同じような内容で進んでいきます。まさに最小の自治組織。そして住民の意見が直接的に反映される大切な区の総会です。これ程末端まで組織がしっかりしている国は世界でもないと思います。まさに国の基本です。区があって小学校、中学校の校区があり、市町村があり、県があり、国があると改めて気づかされます。
 私たちの校区は最近、混住社会になって来ており、区の運営の難しさも見受けられますが、区の制度は大切にしたいものです。なにより、地域の自立を図るために最も大切な最小の組織と思います。
 昨日のワールドベースボールの日本と韓国戦。久々に溜飲を下げました。しかし、韓国の選手が言っていました。特に大リーグで活躍する選手が「力は日本が上だったかもしれない。しかし我々も良く頑張った。後は日本に優勝してもらいたい。一緒に大リーグでプレーするイチローや大塚は特に頑張ってほしい」と言っていました。立派な言葉です。スポーツも政治もこうありたいと思います。狭いナショナリズムにとらわわれず、広い心を持って、一方では国に対する誇りを持って活動したいものです。偏狭な考えが一番国を危うくします。
 明朝の辻立ち7時20分西合志、8時合志。日が昇るのが早くなり、皆さんの通勤時刻も早まっているようです。10分早めます。