含蓄

2006年02月27日

 土曜日の午前中は福岡まで山崎拓先生のパーティーに行きました。さすが、永年の政治経験があるだけにうまいなあー、と思いました。まず話の始まりはその日の朝刊に掲載されていた川柳から。例のメールのガセネタの問題を、ガセネタとおさガワセでもじった川柳。次は荒川しずか選手が金メダルを取ったことで日本国中大騒動になっていることを皮肉った「静か、静かで日本は大騒ぎ」。これに注釈を付けられ「もう一人の静香(亀井静香代議士)は静かにしているけれども」と言いながら政治の話に入られました。
 そして話の中身の目玉は二つ。一つは「日本が今後とるべき道を政策として今、まとめている。近く皆さんに発表できる」と、これは9月の総裁選挙をにらんで自分も参戦の用意があると言う意思表示、もう一つはさっきの亀井さんじゃないけれど、来年の参議院選挙で郵政民営化に反対した人も県連の推薦があれば公認すると自民党が考えていることに対して、「参議院の反対で解散になったんだから、参議院で公認するんだったら、衆議院で反対した人に対してもなんらかの救済措置を、小泉政権のときに取るべきではないか、と思う。今度小泉さんと酒を飲むことになっているので言ってみようと思う」と言われたことです。
 総裁選への参戦については派閥の長として当然のことと思います。一方の、郵政反対者への救済措置は、無所属でいる代議士に何よりの朗報です。これで、山崎先生への求心力がぐっと増してきます。それを、酒を飲んだときに言ってみようと思う、と、まだ本格的な要望ではないんだと濁すところが憎い。政治家の含蓄の深さを思い知らされました。
 急遽熊本へ引き返して、県下で初めて小国杉を使って新し工法で建設した三階建ての木造マンションの落成式。これをきっかけに更に木材の需要が伸びればと思います。
 夜は、自衛隊西部方面総監部の音楽祭が熊本市民会館でありました。一応中学校のときはブラスバンド部でコーラス部にもダブって入っていましたので関心はありました。「うまい」。やはりプロです。優雅でしかも音楽によって士気を鼓舞されることが良く分かりました。来年も行きたい。
 日曜日は結婚式二件は先に書いたとおりですが、結婚式の前にジョギング大会に参加。5キロ、10キロを走っていると式に間に合わないので2キロの部に参加。小学生たちと走りましたがみんな速い。こっちも軽い気持ちで飛ばしていたら、きつくてきつくて最後はバテました。やはり、中距離は中距離で苦しいものです。
 明朝辻立ち7時30分過ぎ小国、8時南小国。