世代間競争
2006年02月12日
・・地元老人クラブ連合会の歌、踊りの発表会に呼んでいただき出かけました。開会式で緞帳(どんちょう)が上がって驚きました。600人入るホールが一杯。座る席がなく立っておられる方も数多く見られるほどの多さです。高齢化社会の現実を見せ付けられると同時に、そのパワーを感じました。
・・かかりつけのホームドクターから「そろそろ、血圧は用心していたほうが良い。家に一台、測定器を買って測る習慣をつけたほうが良い」と言われ、血圧測定器を買いにいきました。信頼できるメーカーと価格も教えていただき近くの電気店へ。ありました。薄型の液晶テレビと一緒に並んでいました。どうせ買うなら間違いのない正確なものをと、一番高いのを選びました。もちろん隣にある薄型液晶テレビとは値段は比べものにならず、10分のⅠの値段です。
・・「薄型テレビは売れ行きが好調のようですが・・」と尋ねると、「お陰様で昨年の暮から好調です」という答え。最近はどこに行っても「さっぱりダメです」という答えしか返ってこないのに久々に景気の良い答えを聞きました。若い人たちが買っていくそうです。私は今、テレビは出来る限り見ないようにしており、まして、ン十万かけてテレビなど、と思うんですがやはり若い人の価値観と違うようです。
・・しかし私達の年代のように「血圧測定器」を買う年代もあって良い。各年代層で買うものが違い、それが経済を潤せばそれに越したことはありません。
・・しかし老人会のあの熱気と人数、そして若者のこれと思ったものへの消費力。共にエネルギーの源泉です。私は団塊の世代の1年遅れ。団塊の世代は元気があるといわれますが、どうも今ひとつ。高齢者パワーと若年世代にはさまって苦労しているようです。
・・世代間の「負け組み」にならないよう、昭和20年代生れの皆さん頑張りましょう。