選択

2006年01月16日

 東京に行った時の政治情報をもう一つ。
 9月に行われる自民党総裁選の動きが徐々に出てきていました。
 具体的には、総裁選に立候補するためには20人の推薦人が必要ですが、安倍、福田両氏は大派閥ですので、20人はすぐ集まりますが、麻生、谷垣両氏は小派閥で20人に足りません。誰に協力を求めるかなどの動きも水面下であっていたようでした。
 また最近、総裁選に当たって、国家ビジョンを明確にして、政策論争にしようということが強調されるようになりました。良いことだと思います。日本の経済の舵取りをどうしていくのか、高齢化少子化への対応策、教育・人材育成の政策、憲法についての考え方、そしてアジア外交、日米外交、まさに明確に打ち出すときだと思います。
 同じ政党ですのである一定の幅の範囲でしょうが、日本の今後の針路や国の姿を国民に知ってもらうためにはぜひやってほしいと思います。
 またそれによって民主党の一部とまったく方針が同じということも出てきます。すると何故違う政党かという問題も提示されます。
 同党の政策より他党の政策との類似点が多いとなると、これは政界再編にもつながります。目が離せません。
 明日の辻立ち、7時40分阿蘇市一の宮、8時10分同市内牧。