仮通夜
2005年05月24日
国会は郵政の特別委員会問題で空転同様です。
日中問題など外交、内政の課題が山積している時に、郵政も、あと2年なんで待てないんだろうと思いますが、日本が変わる時なのか、壊れる時なのかー。壊れながら良い方に変わっていくという様にしなければと思うんですがどうも、混ぜっ返す方に重心がいっている様に思えてなりません。
そんな折、園田博之代議士のお母様が22日亡くなられました。88歳でした。
お元気で病院に自分の弟さんを見舞いに行って、その病院で倒れられ、お亡くなりになりました。故園田直代議士の奥さんとして、その後は博之代議士の母として波乱の一生だったと思います。議員宿舎に代議士と娘さんと三人で暮らしておられ、とても明るくて、快活なかたでした。
議員宿舎で身内だけで仮通夜があり、私も熊本から上京してそのまま博之代議士の部屋に行きました。狭い宿舎は身内の方でいっぱいでした。つい先日まで、自民党の郵政問題総合部会の座長として、苦しみながらもとりまとめられた政治家のお母様の仮通夜とは思えないほどの質素さでした。しかし政治家はこれでいいと思います。ともすれば見栄を張って、何でもかんでも政治的に利用しようとしますが、いかに普通の感覚で物事を考え実行していくかが大事です。園田博之という政治家の人間味、政治姿勢が嗅ぎ取られる 狭い部屋での家族観あふれる仮通夜でした。お母様もきっと満足しての往生だったと思います。「合掌」。