ガソリンスタンド
2005年05月13日
ガソリンスタンドを考える若手議員の会に出席しました。親会の石油政治連盟も一緒でした。
ガソリンスタンドはここ数年で一万件以上倒産しています。安売り競争、過当競争、また原油の高騰、大手の直接販売などが原因です。
特にスーパーなど業界以外の業種が参入して、ガソリン販売をお客の呼び込み作戦として安売りしていることもあり、ガソリン販売単独の皆さんはまさに、これらの犠牲者となっており、事態は深刻です。
国会議員一人ひとりに挨拶が求められましたので「私は地方の人間として、一番大事にしているのは一つの地域の活力です。
それはどこから来るかといえば、郵便局がある、交番がある。そして散髪屋、八百屋、ガソリンスタンド、医院など一人ひとりが生業を持って必死に働いている。
そこに人間の臭いのする地域の活力がある。奥の深い社会がある。もしスタンドが消え、八百屋が消え、郵便局がなくなり人が住むだけ。買い物は都会でとなれば、何のための生活区域かわからない。そんな社会や日本にしたくない。だからガソリスタンドが消えることは社会が一つ一つ消えていくのと同じです」と述べました。
どんな社会を造って行くか。今一番選択が問われている時でもあります。