台湾

2005年05月02日

三日間、台湾に行ってきました。中国や野党の動きを意識しての事と思いますが、台湾外務省から、前外務大臣政務官の田中和徳代議士に訪問の招待状が来ましたので、一年生五人が一緒について行きました。
メインは、陳水扁台湾国総統との会談でした。総統府の貴賓室で一時間の時間をとって頂き大陸との関係日本との関係などについて話を聞きました。
折りしも、第一野党国民党党首の連戦氏が中国を訪問して大変な話題になっている時でもありましたので、陳総統がどういう風に考えているのか、何と言うか大変興味がありました。
陳総統は「彼は回顧の旅に出ている。今の台湾と関係はない。いろいろ台湾の民主化について批判している様だが、民主化されていない国で、民主化している自分の国のことを批判するのはおかしい。
ひょっとして、まだ清王朝が続いていると思っているのではないか」と痛烈に批判しました。
この後、野党第二党親民党党首も訪中の予定です。野党に地ならしをさせておいての台中関係改善策なのか、それとも野党のの対与党民進党に対する攻勢なのか、暫く様子を見ないと分かりません。
私たちの訪問は、中国や野党に対するけん制の意味も込められています。民主党も時間をずらして陳総統と会っていました。台湾と中国、目が離せません。
中華料理は大変おいしく、ついつい食べ過ぎます。やや体重が増えました。残りの連休で調整しなくてはいけません。食欲との戦いの連休です。