防衛産業

2005年04月21日

自民党国防部会で神奈川県にある、防衛関連の製品を造っている企業の工場や実験室を視察しました。
ミサイル防衛計画に伴うレーダーや誘導装置、またミサイルの一部、さらに戦車の製造過程も見ました。
日本のいわゆる、軍事産業です。予算も少なく、裾野も狭く特化されたものが多いのですが、その技術力や精度は極めて高いという事でした。
特にミサイルを誘導して敵のミサイルを迎撃する命中率などは、アメリカで実験して、米軍が驚くほどだと言っていました。
また、レーダーの機能なども良く、一方でセラミックを使った防御板なども日本ならではのものでした。
戦車は機能、スピード、走行持続力、耐久性ともアメリカ、ドイツと並ぶ世界三大戦車と言われているそうです。
日本人の技術力、工夫、物造りの技能の高さに改めて自信を持ちました。
ただ、軍事産業は憲法や武器輸出三原則で縛りがあるためどうしても限られた分野になり、裾野の広い産業移転が出来ません。
本来なら日本人の頭脳と技能を縦横に発揮させたいのですがそうもいきません。
アメリカと役割分担しながら特に得意な分野を担当していくというのが最も効率的なようです。
しかし、その枠は徐々に広めていき、技術の生活関連産業への移転を実現していきたいものです。
朝、宿舎の体重計では70・4キロ。正式体重は健康センターで量ります。慎重に落としていきます。