差し替え
2005年04月06日
最近委員会への「差し替え出席」が多くなりました。
正規の委員がどうしても出席できないとき、前もって届出をして代理者に委員会の出席をしてもらう、というものです。
私に「差し替え」依頼の電話がかかって来ます。
余程ヒマと思われているのか、あいつに頼むと断らないと思われているのか、それとも人脈が広がり信頼されてきたのか、受け取り方はどうでもよいのですが私にとっては知らない委員会を体験でき勉強になります。
今日も、農林水産委員会に出席しました。昨日は法務委員会でした。
農水委はコイヘルペスに端を発した水産資源の保護と養殖生産の確保に関する法律の改正審議でしたし、昨日の法務委員会は明治時代から改正されてこなかった、囚人に関する処遇、いわゆる「監獄法」の改正について、参考人から意見を聞く委員会審議でした。
弁護士、学者、ジャーナリストの全国的にも著名な三氏が委員会で自分の意見を述べられました。
「もっと明るく開放的な刑務所にしなければ、本当の戒心、更正は出来ない」「刑務所は罪を改めるところ。厳しく対応すべき。刑務官が囚人に甘く見られたら際限がない」「出所した後のことを考えることが大切。そのためには刑務所内で社会的な教育にもっと力を入れるべき」など専門家の方でも真っ向から意見が対立します。
これらを受けてどうゆう改正内容にしていくか、改正案を基にこれから審議が始まります。
引き続き法務委員会に出席したいほどです。
明日も、別の委員会の差し替えを頼まれました。
今、自分が所属している安全保障委員会の仕事がおろそかにならないよう、領域と視野を広げていきます。