公立大学の行方
2005年11月30日
昨夜は親しくさせていただいている、ある公立大学の教授と久しぶりに酒を酌み交わしました。私の出発式、ということで先生が一席設けてくれました。
先生は、「少子化が進む中で公立大学の存在意義をはっきりさせなければ、廃校と言われても、反論が出来ない。」と大学のあり方を心配されていました。
私立大学は生き残りに必死です。国立大学は独立行政法人となり、実績が無ければ統合されます。九州もいずれ九州大学とどれか一校と言われています。
「県民に対してどう役に立つのか。何を発信するのかわはっきりさせないと県の税金でまかなわれている以上、県民に対して理解を得られない。廃校といわれた時、大学関係者や出身学生だけで反対を唱えても賛同を得られない。それがほかの先生には感覚的に分かっていない。」と嘆いておられました。
たしかに、国立大学と同じ学問の世界だけやってもらっては何にもなりません。もっと実践的なものが必要です。大学にも今後要求されるものが多くなってきます。
やっと寒くなりました。先日、野菜農家を訪ねたとき「暖かくてみんな鍋物を食べないので野菜が売れない。安い。」と言っておられました。寒い季節は寒くなければ困ります。阿蘇高森の辻立ちは寒かったんですが、車から多くの方が声をかけていただきました。温かみが伝わってきました。感謝です。
明朝の辻立ち、7時20分立野大橋、7時50分内牧交差点、8時30分一の宮宮地交差点。