劇場型国会

2005年10月10日

一昨日、福岡で山崎拓先生と会いました。国会の様子を話していただきました。これまではある程度自民党の常識が通用し、先輩議員が一年生に指導できたが、今回はちょっと違うということでした。杉村大蔵議員のような、若手の素人議員も数多いけれど、一番困惑しているのは、女性の議員だそうです。官僚出身や経済界出身などいずれも大変優秀な人材ばかりで、男性などなんのその、と自信にあふれている、ということでした。へたに国会や自民党の慣習などを押し付けようものなら、やり返される、ということです。
いい傾向だと思います。男性はある程度のところで妥協しますが女性はしません。政治改革は国会改革から始めなくてはいけません。女性議員がどれだけ、国会を変えることができるか見守りたいと思います。
それにしても、連日国会がワイドショー的に報道されまさに、劇場型国会になってきました。これも国民の皆さんの、関心を高めるということではいいことだと思います。問題は劇場性に関心を奪われ、政治的に何が一番大事かということがぼやけてくるのが怖いことだと思います。
しっかり、政治の行方を見守っていきたいものです。