地方と中央

2005年07月13日

 久々に東京に出てきました。
朝、高校の同窓生で朝食会をしました。私の東京での政治活動を支えようという先輩、同僚達がその準備の為に集まってくれたものです。
 その中である先輩がこう言われました。
「通りいっぺんの政治家を支える会は東京には数多くある。私もその中にいくつか入っている。そんな後援会とは違ったものにして欲しい。坂本は一体何をしようとしているのか、そのメッセージを強烈に出して欲しい。それに賛同する人に集まってもらうというのが私達としてもやりやすい。自らのテーマを明確にしたほうがいい」まさにその通りです。
私も答えました。
「私は地方の新聞記者を15年やり、県議という地方議員を4期やってきた。自らの仕事は、”地方の自立”である。地方が自立できるような国の仕組みをどうつくりあげるかをテーマにしたい。人材、財源、情報をどう中央から地方に移転させるか。そして地方と中央の循環をどう組み立てていくかに力を注ぐことをこれまで訴えてきた。地方は病費している。しかし、この現実の中で”地方の救済”と”地方自立”の政策は明らかに違うはずだ。自立のために何が必要で何が要らないのかをはっきりさせることが必要だ。」何人かは「私達も東京に出てきて20年30年以上になる。確かに東京のことだけしか知らないようになっている。地方のこと、熊本の実情ももっと知りたいし、それがこれからのビジネスチャンスを生み出すことにもなる。」と言われました。
このような会話が生まれてくるような、そしてそれが政策に取り組まれるような、東京での支援組織になれば、他にない東京後援会になると思います。
「そして、高級ホテルではなく、もっと安く上げられるような場所で開くようにしよう。」との声もでました。この日は永田町の政治家が利用するホテルで朝食会を開催したものですから・・・。
「まず、カイより始めよ」です。