山村の振興
2005年06月25日
昨日、阿蘇の産山村を一軒ずつご挨拶して回りました。回ってみて村の衰退が進んでいることを改めて感じました。廃屋が多く、そしてお年よりの一人暮らしが目立ちました。600所帯の村と思っていたんですが、実際には400所帯とちょっとでした。
自然がいっぱいで、清らかな水は素晴らしいものがありますが、やはり生活が出来ないと、どうしても人は街に出て行きます。この流れはなかなか止まりません。
産山村は今回合併をしなかった村ですが、合併をしたからといって変わるものではありません。日本の山村の疲弊は深刻です。
合併より県や国から運営者(シティーマネージャー)を導入し、直轄で運営にあたる以外にないなとも感じました。
山村の振興と一口に言うけれど、その政策は極めて難しいことを知りました。