政治資金の処理に関する新聞報道について
2005年06月20日
「政治資金の処理に関する新聞報道について」
平成17年4月22日(朝日新聞)、同23日(熊本日日新聞)に、平成15年当時の私の政治資金収支報告について、記載漏れとその訂正があった旨の記事が掲載されました。
そこで、皆様方に一連の報道に関する経緯について、あらためて私自身からご報告をさせていただきます。
まず、平成15年10月に、企業有志の皆様方で構成された、私的な親睦団体である「建政会」の方々から、30万円を善意の政治献金として頂戴しました。当時は総選挙の直前の時期でもあり、政治献金の取り扱いには非常に慎重にすべきであるという事務所の判断から、政治資金規正法上、事務的にどのように取り扱うべきか、ということを検討しておりました。ところが、激しい選挙戦に突入し、大変残念なことですが、この政治資金の取り扱いについて保留になった状態のまま、結果として政治資金収支報告書への記載漏れにつながりました。事務的なミスとはいえ、この点に関し大変申し訳なく思っております。
そこで、この処理につきましては事後処理ということもあり、総務省ならびに熊本県選挙管理委員会のご指導に従い、法的に全く問題のない方法で平成17年4月21日に、当局に対し収支報告書訂正の報告をし、適正に処理をしたところです。
ところが、なぜか先日6月11日付熊本日日新聞に、自民党熊本県第3選挙区支部長の松岡利勝議員の「自民党を利用した献金処理は法的にも道義的にもおかしい」という発言が掲載されたところです。
しかし、私が衆院選出馬のために離党(平成15年8月)したとはいえ、平成15年度中は抹消されず政治資金団体として正式に存在していること、また、離党から若干の時間的なズレが生じてしまっているものの、県議時代から私が支部長であった「自民党菊池郡第2支部」という政治資金管理団体で処理することに今回法的に全く問題がないという総務省ならびに熊本県選挙管理委員会のご指導などを総合的に判断し、この団体で政治資金を適正に処理致したところです。
これが今回報道されたことに関する、一連の事務処理の経緯です。報道により皆様方に混乱を与えてしまいましたことをここに深くお詫びするとともに、経緯を正しくご理解を頂きたく、あらためてご報告とお詫びをさせて頂きました。大変申し訳ありませんでした。
今後事務的なミスを二度と起こさないということを事務所一同確認致しましたので皆様方のご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
平成17年6月20日 坂本てつし